2014/10/30
工事経歴書の各欄の記載方法
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- 建設業法運用
- 決算変更届
- 機械器具設置工事業
【お困り事と、その解決】
工事経歴書の記載順序についての記述はよく見かけるのですが、当事務所でよくご質問を頂くのは各欄の記載方法・内容です。
【ポイント】
「注文者」欄には、自社が元請である場合は施主さんのお名前、下請工事の場合は直接の注文者の名前を書きます。
「元請下請の別」欄には、自社が発注者から直接請け負った場合は元請、建設業者から請け負った場合は「下請」と書きます。
「JV」欄は、自社がJVの一員である時に請け負った場合はここにJVと書き、「請負代金の額」欄に自社の持分を記入します。
「工事名」欄には工事名、「都道府県・市町村名」欄には当該名称を記入します。
「配置技術者氏名」欄には現場に配置された技術職員氏名を書き、右の「主任技術者」「監理技術者」欄には該当するほうにチェックを入れます。
「請負代金の額」欄には、当該事業年度に売上計上された金額を記載します。
「うち( )」欄は、土木工事、とび・土工工事、鋼構造物工事の時だけ記載が必要で、ほかの建設工事の種類では記載の必要がありません。
「着工年月」「完成(完成予定)年月」には、請負契約で定められた工事を記入します。ただし下請工事の場合は、自社の担当期間を書いてください。
決算変更届も常時取り扱っております。ちょっとしたお困り事、ご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。
行政書士日本建推事務所