2014/08/19
決算変更届/経審を受ける場合の工事経歴書の例
- お困り事
- 手続き内容
- 業種
- 建設業法運用
- 許可申請
- 土木工事業
【お困り事と、その解決】
決算変更届を提出します。
今回は、元請工事はいずれも500万円未満の工事が10件以上あり、下請工事は最大約1億円の工事がある場合の記載方法。
経審を受ける場合です。
【ポイント】
経審では、元請工事の完成工事高に点数が付きます。
そこで工事経歴書も、元請工事だけを先に記載します。
(1)まず、元請工事を大きい順に記載します。
今回はどれも500万円未満の工事なので、大きい順に、元請工事合計の70%を超えるまで記載します。10件記載しても70%いかない場合は、10件記載して記載終了で結構です。
(2)次に、下請工事を大きい順に記載します。その業種の金額合計の70%を超えるまで記載します。70%いくまでに、記載予定の工事が500万円未満になった時は、500万円以上の工事まで記載して終わりで結構です。
実際に記載してみると、10番目まで小規模な工事が並び11番目に約1億円の工事が記載されているという、いびつな感じがしますが、元請工事の審査を優先するのでこの書き方で結構です。
決算変更届で、ちょっとしたお困り事、質問がございましたらお気軽にお電話ください。
行政書士日本建推事務所
電話 大阪06-6941-4769