事例紹介 [CASE STUDIES]

事例紹介手続き内容経営規模等評価申請(経審)

決算変更届/「鋼橋上部工事」など内訳の表示

  • お困り事
  • 手続き内容
  • 業種
  • 建設業法運用
  • 経営規模等評価申請(経審)
  • 鋼構造物工事業

【お困り事と、その解決】

決算変更届を提出します。
今回は、「鋼橋上部工事」など内訳の表示について。
(工事経歴書の「うち(  )」には何を記入するのでしょうか?)

【ポイント】

土木工事、とび・土工・コンクリート工事、鋼構造物工事については、経審申請書の別紙一「工事種類別完成工事高」で、

●土木工事は「プレストレスト・コンクリート工事」
●とび・土工工事は「法面処理工事」
●鋼構造物工事は「鋼橋上部工事」

を内訳表示することになっています。
それぞれの内訳区分の概要は次の通り、

PC(プレストレスト・コンクリート(prestressed concrete))
コンクリートは圧縮に強いが、引張に弱いという特性を持つ。この特性に対処すべく、荷重によって生じる引張応力を減殺するため、その部分にあらかじめPC鋼材で圧縮応力を加えたコンクリートのことをプレストレスト・コンクリートという。
「PC(プレストレスト・コンクリート)工事」とは、主にこのプレストレスト・コンクリートを用いて橋梁などを建設する工事のことである。

法面処理
道路を築造する場合には切土、盛土によって道路路面を確保することとなるが、そのときにできた切土、盛土の法面を保護する必要性が生じる。
「法面処理工事」とは、主にこの法面を芝付け、石積工等の方法により保護する工事のことである。

鋼橋上部
橋梁の構造は、上部構造と下部構造とで構成されるが、上部構造とは下部構造(橋台や橋脚)で支持されるいわゆる橋桁部分の総称であり、通行する交通の路面を形成し、その荷重を支持して下部構造へ伝達する役目を果たすものである。
「鋼橋上部工事」とは鋼製の橋梁の上部構造に関する工事のことである。(下図参照)

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これらの工事に該当する場合、様式二 工事経歴書に「うち(鋼橋上部)」と記載して、鋼構造物工事の中で鋼橋上部工事にあたる施工金額を内訳表示します。

経審を受ける方の工事経歴書の記載で、ちょっとしたお困り事、質問がございましたらお気軽にお電話ください。
行政書士日本建推事務所
電話 大阪06-6941-4769

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