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親会社及びその連結子会社の間の出向社員に係る主任技術者又は監理技術者の直接的かつ恒常的な雇用関係の取扱い等について(1)

やはり、親会社と連結対象のその子会社間では、健康保険はすべて親会社で加入して子会社には出向している、という場合もあります。

その場合に、杓子定規に「主任技術者の出向は認めない」ともできないようで、このような取り扱いが定められています。

以下本文。

親会社及びその連結子会社の間の出向社員に係る主任技術者又は監理技術者の直接的かつ恒常的な雇用関係の取扱い等について

建設工事の適正な施工の確保のため、主任技術者及び監理技術者については、それぞれが属する建設業者と直接的かつ恒常的な雇用関係を有することが必要とされているところであり、このうち監理技術者については、監理技術者資格者証によって雇用関係の確認を行い、これに疑義がある場合には、健康保険被保険者証等により確認を行ってきたところである。
一方、昨今の建設投資の低迷による経営環境の悪化等に対応するため、建設業者が会社分割、共同子会社化等により企業集団を形成し一体となって経営を行うことによって、経営基盤の強化や経営の合理化を図っている例がある。
今般、このような親会社及びその連結子会社の間の出向社員に係る主任技術者又は監理技術者の直接的かつ恒常的な雇用関係の取扱い及びその確認方法等について下記のとおり定めたので、通知する。

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