2014/08/18
現在、建設業許可を取る、またその準備をするのに良い環境がそろっていると感じています。
まず、今後施行される建設業法改正で、公共工事については施工体制台帳が金額の大小を問わず提出が義務付けられるようになります。ということは、あいまいに現場に入ることは少なくなるでしょう。
現場に入る場合は、社会保険の加入が必要になる方向に進んでいますので、
●雇用で現場に入る場合は社会保険に入る。そうでない場合は、
●請負で現場に入ることになります。この場合は事業主として確定申告が必要。
ここで重要なのは、
建設業許可を取るのに、過去の実績、実務経験は書類で確認するので、
●社員でいた期間は社会保険の加入記録で確認できる=社会保険に入れてもらえることが重要
●請負(自営業)していた期間は、確定申告書と注文書・請求書で確認できる=確定申告をしていることが重要
この2点のいずれかが揃いやすくなるのでは?と感じています。
建設業許可申請で一番困るのは次のケースです。
「源泉所得税を引かれていて確定申告の必要が無く、社会保険に入っていないので社員であったことが分からない」