2014/06/03
建設業法運用
たびたび株主総会関連の話題で恐れ入ります。今日は6月3日です。
このシーズン、株主総会で、新任の取締役が選任されることがありますが、就任直後はあいさつ回りなどで忙しく、書類をお願いしてもなかなか用意して頂けないこともあるようで。
そこで、今回は身分証明書、
つまり、「成年被後見人、被保佐人」と「破産者」に該当しない証明です。
これは郵送で請求できます。
また、委任状を当の取締役に頂ければ、代理請求も出来ます。
【1】本籍地を正確に把握してください。覚えていない場合は、新任取締役の住民票を『本籍地の記載あり』で取得してください
【2】本籍地の役場へ電話して「身分証明書が欲しい」とたずねてください。
たいてい、役所にホームページがあるので、「ホームページのどこに載っていますか?」と聞くほうが早いかもしれません。
請求に必要な「手数料」もあわせて聞いておいてください。
☆ポイント☆
「成年被後見」と「破産」が別料金の市役所があるので、役場に電話した時に、「成年被後見と破産、両方でいくらですか?」と聞いてください。
(例:「大阪市」は別料金です。)
【3】請求用紙もそのホームページでダウンロード可能です。「郵送用の請求用紙」をプリントアウトしてください。
~『ここからは郵送請求の仕方』~
【4】郵送請求に必要なものを準備します。
●長3の封筒2枚をご用意ください。
長3封筒の、一枚には役所の住所と差出人。
もう一枚には自宅の住所と名前を書いて切手を貼付してください。
後者は返信用です。
●定額小為替、をご用意ください。「定額小為替」は郵便局で購入します。
☆ポイント☆
【2】で調べた手数料の額キッチリお金を持って行かないようにお願いします。
小為替を1枚購入するのに100円の手数料が必要です。
小為替の種類はこのサイト
小為替の種類
例えば600円分の小為替が必要な時は、500円の小為替1枚、100円の小為替1枚、
その購入手数料に2枚分200円、
合計800円必要です。
【5】本人確認書類(運転免許証のコピーが最適です)を同封して発送してください。
~【同封資料まとめ】~
●郵送請求用紙:手順【3】
●返信用封筒:手順【4】。返信用切手の貼付けを再確認してください。
●定額小為替:手順【4】
●本人確認書類:手順【5】